2015年1月14日
塗り壁からシェアを戦後一気に獲得した「乾式工法」
乾式工法(かんしきこうほう)
工場で生産されたパネルや合板などを現場で取り付ける工法です。湿式工法のよう現場で水を使わないため養生(乾燥)期間の必要が無いので、天候に左右されることなく工期を短縮できます。内装では石膏ボード、外壁仕上げでは、工場生産のパネルを現場で取り付けるサイディングが代表例です。工場生産され規格が均一なため職人の技術比重は比較的高くはない、そのため職人によって施工品質にばらつきがでにくい。
戦後は日本の住宅需要は約420万戸。そのため施工品質が安定していて、職人の技術比重が高くない=誰でも簡単に施工しやすいものでいて大量生産できる=コストが安い+工場生産のため工期が短縮される。といった爆発的な戦後の住宅需要にマッチして普及していきました。
しかしその結果、左官職人は1975年で約30万人いたものが、2010年で約9万人。もはや私たち出会う「左官屋」といっても素人に毛が生えた程度で「知識」や「技術」が身についている左官屋というのは本当に少なくなってしまっているのが現状だ
どんなにキャリアがそのキャリアが戦後の早く、安くだけの仕事であれば「左官職人としての技術やセンス」は向上しない
どんなに人が良くても下手はなおらない。逆にどんなにぶっきらぼうでもうまいはうまい。湿式工法=左官職人は技術職なのだ
selfremakeの塗り壁DIYは今の乾式工法(ビニールクロス)で仕上げたお部屋でも、確かな「知識」を与え、技術は・・・ちょっと。ですが、だれでも左官を知り、左官で自分のお部屋をもっと好きになり、ずっと好きでいられるようにお手伝いします
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